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2024.01.31

何度も立ち止まり、何度も歩き出す

 毎週濃い時間を過ごした第一フェーズ。でも第二フェーズが始まってからは、それ以上に濃くて、深くて、充実した時間になった。


 私のファカルティーは”LGBTQ×ウェディング”。同じファカルティーで頑張っているメンバーは、みんな真面目で優しくて何事も全力。チーム名を”palette”と決めた時から「きっと最高のチームになるだろう」と感じていた。
 そんな気持ち、そして頑張りたいという気持ちはずっとあったけど、「今後どのように進めていくか」、「どのようなことを研究したいか」を考える時間もMTGに参加する時間も取ることができない時間が続いた。


 新しいことを始めるかどうか決める際、「やらない後悔よりやる後悔」を基準にほとんどのことに挑戦してきた。しんどいこともあったけど、それ以上に楽しかったからだ。だけど、今回初めて「本当にこの選択が正しかったのか」一瞬立ち止まることがあった。なかなか参加できないことが申し訳なく悔しかった。だけど、年が明けてチームメンバー5人だけで話した時間が、このマイナスな気持ちを払拭し、もう一度「頑張ろう」と思えるきっかけになった。話し合いの時間を作ってくれたメンバーに申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱいになった。


 それからの日々は本当に怒涛。中間報告会までに残されたわずかな時間で沢山のことを学び、吸収した。とりわけ印象に残っているのは、LGBTQ当事者の皆様にとったアンケート結果。そのリアルな声たちが私を刺しまくった。もちろんそれ以外にも、MTGの時間、インタビューの時間を通して「幸せになって欲しい」、「私たちが幸せにしなきゃ」と何度も何度も感じた。LGBTQウェディングに対する考え方も大きく変化した。私たちは、ウェディング業界は当事者の方々へ何を届けられるか、何を届けるべきか、何度も立ち止まり、話し合った。この熱量を原動力に「現状最高」を中間報告で発表することができたと思う。私たちがたくさん吸収し共有し合ってきた学び、想いがどれだけ伝わったかは分からないけど、最終報告に向けて「もっと良いものを目指したい」と自然と思えた。それは「最優秀以上」の、業界の認識を変えるような、そんなもの。今私たちは「作ることができるかもしれない」ところまできていると思う。


 最終報告まで残すところあと1ヶ月。きっとこれまで以上に楽しくてしんどくて濃い時間になると思う。最終報告会終了後、自信を持って「良いものを届けることができた」と思えるように。「wetukuアカデミアに挑戦して良かった」と思えるように。これまで以上に気合を入れて、責任を持って、やり遂げたい。

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