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私の夢は「幸せや感動の瞬間を通して、世の中を元気に、笑顔でいっぱいにする」こと。そのための軸として、「お客様一人一人にとことん寄り添いたい」という想いがある。

これまで、私の中での結婚式のイメージは「2人の人柄やこだわりを表すもの」だった。

だけど、ホテルや専門式場、ゲストハウスは原型のあるものに飾り付けをするからこそ、2人の想いを完全に叶えきることはできないのではないかと感じていた。同時に原型も飾り付けも全部こだわり抜いて創ることのできるオリジナルウェディングに強く惹かれ、「私のやりたいことはこれかもしれない」と気づくことができた。

私は今ブライダルを専門に学んでいるわけではない。だから知識もそれほどない。これまで現場経験や知識を蓄えてこなかったからこそ、「自分はブライダル業界を目指していい人間であるのか」迷うこともあった。だけど、日々アンテナを張り、様々なコンテンツからアイデアの引き出しをたくさん作っておくことで、私だからこそ創ることのできるウェディングもあるのではないかと感じた。「お2人のこだわりのカラー」に「私だけが持つ唯一無二のカラー」を組み合わせることで、お2人のニーズを引き出すこともコンセプトの価値を高めることもできるはず。

そのためにはあらゆるものを見て、感じて、吸収して、自分の中の引き出しを増やしていきたい。そのためには先入観を取り払った柔軟な価値観を身につけることも必要。加えて今回の講座で「当事者意識」を持つことがいかに大切であるか、改めて気づかされた。スポンジのように、何事もまずは吸収し自分自身を新たに彩ることから始めようと思う。

何色にも染めることができるオリジナルウェディング。何より自由だからこそ考えることがたくさんあり、一般的なウェディングに比べ難易度も高いのだろう。だけど今回の講座で、このようなマイナス的な感情は全く抱くことなく、ただただワクワクし、「私もこんなウェディングを創りたい」と憧れを抱いた。このワクワクを未来のお客様にも届けることができるように、準備をしていくことにした。