MC講座とセールス講座を受けて、どちらもお二人のことを知ることが重要であると感じた。
当たり前だと思うかもしれないが、「知る」ということは少し聞いただけではわからない本質を見抜く力が必要になってくる。
最初に、なぜそう思ったのかを一度聞いて終わりにしてしまうと、もっと深い理由を聞き出すことができないため、2人にあった提案とは少しずれてしまうことがある。このズレがお二人の描く理想像が叶わなかった、または少し違ったという感情に繋がってしまい、成約や、本番に大きく影響することになるだろう。
「なぜを2回聞く」
この言葉をはじめに聞いた時に、しつこいと思われてしまうのではないかと思ってしまった。
でもこの、なぜを2回聞くというのはとても重要な事だということが、具体例を聞いて分かった。素敵だと思った理由をもっと深く聞くことが出来れば、説明もしやすく、よりお2人にあったカウンセリングと施設紹介ができる。
お客様の頭の中で浮かべているイメージを共有してもらうことで、提案できる内容も変わってくるため、引き出す力の差で全く別のものになってしまうということ。
MCもお二人のことを知らなければ、薄っぺらい内容しか伝えることができない。お二人よりも話す時間が長いからこそ、お二人の式に対する想いや価値観をカウンセリングの時点で擦り合わせなければならない。
上手く価値観を共有できるかどうかで、当日の式の深みが変わってくることは間違いない。
このことはドレスコーディネーターやフラワーコーディネーター、音響や照明にも同じことが言えるだろう。
お二人をどれくらい知れるかどうかで式の厚みが変わる。だからこそカウンセリングなど、はじめの段階でしっかり、「なぜの追求」をしていくことが重要であることがわかった。
また交流会では、今まで抱いていた自分の第一印象についてを就活では変えていかないといけないことに気づくきっかけの言葉をいただいた。
「自分の中にある青い炎を赤い炎にかえる。」
第一印象で大人しそうと思われがちな雰囲気を、この人と働くのを想像すると楽しそうと思われるような印象に変えていきたい。
そのために自分が思う、楽しそうな第一印象の人の真似をして自分もその要素を取り入れていきたい。