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2023.10.27

“理想”を”カタチ”に

今回は有限会社グラマーの松本ルミ様による
トータルビューティー講座。

沢山の学びを得たこの2時間の感想を
一言で表すと”奥深い”
それと同時にすごく繊細なお仕事だなと感じた。


“運命の1着”ってよく聞く言葉だけど
“運命の1着”ってなんだろう。
何が運命なのだろう。

今回の講座で私なりにその答えを見つけられた気がする。

私が思う”運命の1着”って
自分の中で1番どタイプなドレス。
そう思っていたけれど、そんなに単純なものじゃなかった。
お客様一人一人にそれぞれの背景があり悩みがあり、そんな色々な想いがつまって、時間をかけて選んだ1着。選ばれた1着。

そしてドレススタイリストやヘアメイクアーティストによる、カウンセリング力。共感力。提案力。そしてドレスやメイクのことだけでなく、会場の特徴や雰囲気など様々なことの知識力があってこそ生まれる、それが”運命の1着”だなと。

この4つの力はドレススタイリストやヘアメイクアーティスト以外の仕事でも共通して大事な力と言えるだろう。

しかしこの講座の中で私が大事だと1番強く感じたのは常に”なぜ”を追求すること。

ドレスを選ぶにしてもヘアメイクを選ぶにしても会場を選ぶにしてもそこには理由があり背景があり、私たちはその本質をどれだけ感じられるか。

お客様の言葉の中にある想いにどれだけ気づけるか。

それを追求すればするほど、
お客様の理想、理想以上を目指せるのではないか。

難しいことだけど、
お客様の理想を1から形にするってこういうことだと私は思う。


そして今回の講座で印象に残った、ヘアメイクリハーサルに白いキャミソールを着てくることを推薦していたこと。
これは本番の状態により近い感覚でイメージを掴むことができるそうだ。
私には全然こんな考えが思いつきもしなかった。
ドレス業界ではよくある話なのかもしれないが、私は率直に「すごい」と感じた。
そんなたった一つの工夫でお客様のワクワク度も増すだろう。

[自分がお客様の立場だったら]
こう考えれば、新しい視点や気づきからまたレベルアップした接客、+αの接客が出来るのではないか。


そして私の夢であるプランナーに出来ること。

プランナーがドレスに触れる瞬間ってほとんどないと思うけど、たくさんの想いが詰まった”運命の1着”をいかにゲストに見せれるか、その想いを結婚式・披露宴を通してどれだけ伝えられるか。
それがプランナーにできる”想いを繋ぐ”役目だなと感じた。


最後に、松本様が私達に1番伝えたかった
“お客様と一緒に楽しむためにまずはプロになる”
ということ。
プロになるためにはこのコラムで綴ったこと以外にも必要な要素は沢山あると思うが、
「常に努力をし続けること」
⁡この気持ちを持つことが大事だと思う。

だから私はプロになるために今日も努力をする。

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