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一緒に楽しむ！！
松本ルミ様、貴重なお話をありがとうございました。
第一回の特別講座のテーマは「トータルビューティー講座」。
恥ずかしながらブライダルに関しての知識が全くなかった私が”ドレスコーディネーター”という職種を知ったのはつい二か月前のこと。知るきっかけとなった現役のドレスコーディネーターの方の「新婦様のドレス姿を新郎様に初めてお披露目する瞬間は、何度経験してもドキドキが止まらない。」という言葉がとても印象に残っていたため、今回の講座をとても楽しみにしていた。
今回の講座でとても印象的だった言葉がある。それは「お客様と一緒に楽しむ！」というブライダルのトータルビューティーを担当する際に必要なマインドのお話である。松本様は、ドレススタイリストの介在価値に、カウンセリング力、提案力そして共感力を挙げられていた。私にとってこの三つ目の価値”共感力”が新たな発見であった。ここでの共感力には、できる限りお客様（新婦様）と同じテンション感で会話をし、お客様のワクワクをさらに引き出すという役割がある。確かに、ブライダルに限らず、自分の話にどれだけ共感してくれるかで、自分自身の「話したい！」というモチベーションは左右される。どれだけお客様のドレス選びを自分事のように捉え、お客様にとってのドレスを着るという行為における価値を高めることが出来るかは、この”共感力”の精度の高さにかかってくるのだと学ぶことができた。
そして、動画で実際にドレスコーディネーターの接客の様子を見て驚いたことがある。それは、複数のドレスを試着される新婦様に対して、他のドレスとの違いを、お客様の体格や式場の雰囲気なども加味したうえで、即座に言語化されていた様子である。「プロだから当たり前」と言われればそれまでなのかもしれないが、そのレベルまでに到達するには、どれだけの情報を集め、分析し、自分のモノにしたのか。裏側の努力を想像すると、尊敬の念がさらに深まった。
プロはたくさんの情報を持っている。持っている情報量が多いとできることが増え、仕事が楽しくなる。そして、よりお客様と一緒に楽しむことができるようになる。情報を集める意欲を高める第一歩は、「自分の仕事を好きになる」ことだと考える。私はブライダルでホスピタリティのプロになりたい。だからまず、「ブライダルに興味がある」現段階から、「ブライダルが心の底から好き」の次のステップに進む必要があると考える。このアカデミアが絶好の機会であるはずだ。来週からの講座も楽しみながら全力で学びたい！
