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2023.10.26

「共感力」の大切さに共感した初回講座

これまでドレスについての知識や素材について学んだことがない。ディズニーのプリンセスたちが着こなすドレスを見てときめくことはあったけど、実際に着たことはない。さらに、メイクに関してはいつも自己流のため知識は0に等しい。そのため今回の授業は初めて知る知識、世界だらけで最初から最後までずっとワクワクしっぱなしだった。

憧れやこだわりがつまった運命の1着をどれほどの時間をかけてどのように選ぶのか想像もできなかったからこそ、驚きと学びの連続であった。講座の序盤にグループで議論した魅力的なドレスやメイク。一概にウェディングドレス、ブライダルメイクと言っても素材やコンセプトによってこんなにもガラッと変わるのかと驚いた。だからこそスタイリストをはじめとしたプロの目線や提案がお客様の運命を決めると言っても過言ではないほど、責任感とやりがいの大きい役目であると感じた。

中でも印象に残っているのは動画で見たプロのスタイリストさんの接客である。ドレスを選んでいく上での知識量はもちろんだが、それ以上に表情や目線の合わせ方、何よりもお客様のワクワクした感情に共感している様子に惹きつけられた。私も接客業のアルバイトをしているため、普段から消費者の立場でも業界に関わらず接客術を見て研究するようにしている。その中でお客様が一番喜ぶのは「相手に褒めてもらえること、共感してもらえること」であると分かった。だからその動画がその発見の確固たる裏付けとなった。動画内において、お客様が発した言葉にスタイリストさんが共感してくれた時、彼女の目がキラキラとした瞬間に、見ている私も鳥肌が立った。

業界は違うものの同じ接客業を経験している身として、お客様の想いに共感することは決して容易ではないと感じている。共感するにはその想いの背景やお客様自身について知る必要があるからである。また共感していることをお客様にも感じ取ってもらう必要があると思う。だからこそ共感は難しく、一方で共感しあえた時のその2人の間でしか流れない温かい雰囲気はかけがえのないものになるのではないかと私は考えている。

一生に一度しか着ない人がほとんどであるドレスを選ぶというのは、お客様にとって唯一無二のワクワクする時間でもあり、悩めば悩むほどしんどい時間でもあると思う。その大切な決断への糸口となるのがスタイリストさんの共感であると学んだ。「共感力」がいかに大切であるか改めて知ることのできた時間であった。

講座の最後に松本様がおっしゃっていた「ブライダルに関わる人として一番大切なのは、一緒に楽しむこと。でも一緒に楽しむためにはプロにならないといけない。」というお言葉。きっとwetukuアカデミアで学んでいる間も、その後実際にブライダル業界に携わる立場になったとしても、決して忘れることはないと思う。お客様にとって人生最幸な時間を創りたいからこそ、今からでも貪欲に学びを求めていこうと決めた。

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