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2022.11.28

私はブライダル業界に進みません。

wetukuアカデミアを応援してくださっているみなさんのうち、ほとんどの方がブライダル業界に関わる方が多いと思います。また、wetukuアカデミア生もブライダル業界を目指す人しかいない環境だと思います。そんな中で、wetukuアカデミア生として研究を進めている最中、私はブライダル業界へ行かない決断をしました。

※なぜブライダル業界に進まないかの詳細については、コチラのnoteに記載していますので、気になる方はご一読ください。

決して結婚式が嫌いになったわけでも、ブライダル業界に対して進みたくないと思ってしまったわけでもありません。むしろ結婚式に愛があるからこそ、ブライダル業界へ進まずに、ブライダル業界で遅れているところに強くなることが業界にとって大切であり、必要なことだと考えたのです。

しかし、心の中では決まっていても、どこかこの決断をブライダル業界の方へ伝えることを躊躇っている自分がいました。なぜなら、私が所属しているChange Weddingやwetukuアカデミアという環境は、あくまで、ブライダル業界を目指す学生が集まり、志を高めあう場であり、ブライダル業界を目指さない人たちがいるような環境ではないと思っていたからです。

ただ、衰退していると言われているブライダル業界を見たくはない。熱い気持ちを持つ仲間が、経営が苦しい企業でもがきながら働く姿を想像したくない。その想いが私を突き動かしました。

また、ブライダル業界には感情に強い人が多く、共感性が高い人が多いことが特徴であり、それがいい方向に働くことがありますし、やはりそこがブライダル業界の良さであると思います。その反面でビジネス的な側面で弱く、ブライダル業界を将来に続けていく戦略を考えていくためには少し他業界と比べたときに遅れている印象を受けます。

業界をこのように俯瞰してみたときに、この気持ちは秘めておくものではなく、ブライダル業界で働く方にも伝える必要があると思いました。

よくよく見返してみると、wetukuアカデミアはブライダルの未来をつくる場所であり、必ずしもブライダル業界に進むことが正とは限らないのです。

結婚式の美しい瞬間は、末永く守られていく必要がある。ブライダルの輝かしい未来を、経営という視点から守っていきたいというのが私の願いなのです。

この決断をTwitterで発信した際、多くの方から賛同をいただき、本当に感謝しております。

ブライダル業界を守ることができる存在として邁進してまいります。

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