北海道遠征を終えて
私の中で大きく変容したもの
それは、結婚式の概念です。
進行表に沿って、滞りなく美味しいお料理とドリンクを提供することが最高のおもてなしであった従来の概念。
それらを大前提とした上で、お客様の心の温度を上げることにフォーカスしたアクションをスタッフが積極的に仕掛けていく。まるでディズニーキャストのようなサービスで、一生に一度の一日を彩る。会場を全力で感動と幸せで満たしていく結婚式。
それが私が北海道で目の当たりにした結婚式でした。
結婚式とは人生に一度、大切な人たちが一同に会することができる場です。
だからこそおふたりは全力でゲスト様に伝えたいことを伝えられる雰囲気を、ゲスト様はおふたりにありがとうを伝えられる雰囲気づくりを提供することが求められると私は考えています。
その土台が提供できて初めてほんとうに伝えたいことが伝えられる、おふたりが設定した結婚式の目的を果たすことができるのではないかという気づきを得ることができました。
おふたりの代わりにお料理ドリンクで最高のおもてなしをする。その上で、結婚式スタッフとして、おふたりやゲスト様が結婚式にきた目的を果たすための雰囲気づくりをすることが、良い結婚式を創るスタッフの役割であるのだと考えました。
これからの結婚式がどうあるべきなのか、パズルのピースを集め始めている今、最終報告会までに一つの作品を完成させられるよう、大好きな仲間と残りの期間精一杯駆け抜けようと思います。