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2022.09.10

やってやろうじゃないか

こんにちは。杉川葵です。

いよいよ終えた中間報告会。ここにたどり着くまでに、既にたくさんの壁にぶつかりました。私の心の葛藤と、ファカルティメンバーのあたたかい人柄について語りたいと思います。

9月。いよいよ中間報告会への焦りが生じ始めた最中、私を追い詰めたものは、研究と学業の両立でした。きっと誰しもが実習やアルバイトとの両立で悩んでいたと思いますが、私もそのうちの一人です。約2時間にわたるミーティングを終えた後は徹夜で試験勉強、といったスケジュールを約1週間継続していました。

最初は何とか持続できていたものの、やはり少しずつ体力に限界が。時間はあっても体力が足りない。悔しくて、悔しくて、毎晩泣いた。でも、辛くてしんどいのはどのメンバーも同じことで。それをわかっていたからこそ、なかなかSOSを出す勇気を出すことができませんでした。みんなに心配かけたくなかった。みんなも頑張っているから私も頑張りたい、と、うまく自分の頑張り方をコントロールできないまま、中間報告会前日を迎えていました。夜、ミーティングで思わずこぼしてしまった本音。

「私にはもう、心の余裕がない。」

なんとも情けない自分の言葉に、悔しさで涙が止まりませんでした。もっとコミットしたいのに、そのコミットをしんどく思ってしまう。思考が止まってうまく作業に移せない。いろんな葛藤にもみくちゃにされて、正直とっても辛かったです。

そんな私を全力でサポートしてくれたのがMAKING HEROでした。メンバーがそれぞれ個人でメッセージを送ってくれたり、正直こちらも驚いてしまうほどのミーティングの追い上げをしてくれていたり。私は試験勉強でどうしても時間を割ききれなかったところを、長い時間をかけて仕上げ、完成へ近づけてくれました。声を掛け合って、ギアを上げて、パッションを爆発させてくれたメンバー。私は安堵感とみんなへの感謝でまたも泣きそうになりました。

迎えた当日。直前の最終ミーティングでは、プロフェッサーの唐木さんによる最終確認をしていただきました。自分なりに中身をしっかり叩き込んで。みんなへ想いを「届ける」ために。いざ、中間報告会へ。

やはり、それなりに緊張しました。それでも私には、研究に割いた時間と、葛藤と、受け入れてくれた仲間がいました。「届ける」という唐木さんから頂いた大事な言葉を大切にしながら、一つ一つの言葉を意識してお話させていただきました。

特に、プロフェッサーの唐木さん、TAの皆さんのチャットでの応援が本当にうれしかったです。誰が何と言おうと、私たちのチームを支えてくださる皆様が一番最強。本当にいつもありがとうございます。

中間報告会終了後、まずはみんなで一息。ビシバシフィードバックを受けて、笑ったり真剣に考えてみたり、ここまでの自分たちがたどってきた道のりを振り返って、これからに向けてのお話を重ねていきました。自然と笑顔がこぼれる。画面にたくさんの笑顔が広がっていて、なんだか幸せな気持ちになりました。

「やっとチームらしくなってきた」

これもまた、嬉しいお言葉でした。なかなか全員揃って活動することも難しい中で、少しずつ足並みを揃えられてきたでしょうか。最終報告会では、きっともっと、パッションの熱いチームになっていることでしょう。そんなチームにしていきましょう。だって、未来の新しい価値を創るヒーローが、私たちだから。

中間報告会までの心境を文章にまとめるには、いろんなことを考え、想い、感情を動かし続けていたので、なんだか言葉にするのは少し難しい。

でもこの「なんだかよくわからないけど幸せ」という感覚が少しくすぐったくて心地よいです。あえて、この気持ちの言語化はこれ以上追及しないことにします。

これから私たちに待ち受けている約1か月半。早速メンバーとスケジュールを見て冷や汗をかいております。さあ、我らがパッションの見せ所ですよ。やってやろうじゃないか。

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