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有賀さんの特別講義2回目。
講義は終始優しい雰囲気に包まれながら、でも終わった頃には心が大きく動かされ、自分の中で新しい発見に出会える。そのような印象を受けました。
未だに有賀さんの講義を2回もお聞きできたこと、夢のような感覚になりながら振り返っています。

特に2回目の講義は私にとって大変印象的な回でした。
それは、結婚式の持つ本当の価値を私なりに発見することができたからです。

有賀さんはいつも自身のお話に重ねて、本当に温かさ溢れる結婚式の動画を流してくださります。
私は今まで、楽しんで鑑賞していた一方で、感情がわき上がる程の影響は受けませんでした。アルバイトで実際に見た結婚式は感動したのに、動画ではその感動が蘇らない。最近は実際の結婚式に触れる機会も無く、結婚式の感動をよく思い出せない。
そんなことを思う自分に対して、結婚式への魅力や思いを見失っているのではないかと感じることもありました。
しかし、今回の動画を見たときは違いました。自分でも驚く程、子供が泣くときのように涙が溢れ、思いが溢れてきたんです。

それは、一つ一つの結婚式を通して新郎新婦を取り巻く家族の愛に溢れた姿を見て、そこに自分自身の家族を重ね、家族の愛を再認識したからでした。
この家族に生まれてこられて良かった、お父さんお母さんは自分を本当にかわいがってくれていた、と感情が溢れ、感謝の思いでいっぱいになりました。
でも、実際の人生を振り返ると、家族は幸せな瞬間ばかりではありません。幼いころは頻繁に両親の喧嘩を見たし、10代の時は親に自分の本音を言えず辛くて希望を見失った時もあった。自分でも信じられないほど親を恨んだ時もありました。それでも、いつかはそれを乗り越えて、何かをきっかけに再び家族への愛が蘇ったとき、その辛さは過去の思い出となって、最後は自分の家族と人生に愛着を持てるようになるのだと思いました。結婚式はそんなきっかけを与えてくれる一番特別感のある場所なのではないかと思います。

どんなに厳格なお父さんも、長年無口で愛想のない兄弟も、病で入院してしまったお母さんも、遠くに住むおじいちゃんも、、、
色々な家族が色々な状況を抱えて結婚式を迎えるけど、どの家庭にも家族の愛は必ず存在している。
それは、覚悟を持って一緒に生きてきたから。感情を超えた、決心をしてきたから。
その愛が、結婚式を通して色濃く表れた時、人の心は何より温かな気持ちになる。これこそが、結婚式の持つ本当の魅力だと感じました。

これからは今以上に確かな思いを持って結婚式の価値を伝えられるような気がします。
そして、何より家族って凄い。みんな幼い時の小さな幸せを糧に生きているんではないかと思う。この親の元に家族の一員として生まれてこれたこと、生きてこれたことに感謝したその瞬間に
人は心底愛に震えるんだろうな。世界中の家族が、100年後も1000年後でもそうであってほしい。
それを叶えるひとりでありたい。

（文末が敬体になったり常体になったり、拙い文章ですみません。汗
もっと読みやすい文章が書けるように頑張りたいです。。）