特別講座②を終えました。
有賀明美さんから「心の温度を読み取る力」についてご教授いただきました。
私がブライダル業界を志すきっかけは、有賀さんの「人生のメンテナンス」という結婚式の解釈でした。
『ありがとう』
『ごめんね』
『愛してる』
いままで伝えられなかった想いを伝えてわだかまりを解消し、その後の人生を豊かにする。そしてそれはご新郎ご新婦の想いだけでなく、親御様やご友人の想いも含めて。
私は、有賀さんが運営されるオンラインサロン「ARIGA LAB」にてこの解釈に既に触れていたため、事前課題ではあえてこの解釈を疑うことから始めました。
想いを伝えること以外に本当に結婚式を挙げる意味はないのか?
仮説として、”その後の人生”がない場合は結婚式を挙げる意味がないのか?
後者に関しては理由がありまして。
SF/ホラー(お化けじゃないやつ)とか、アクションの作品をよく見るんです。
バイオハザードや寄生獣みたいな、人外系の脅威が襲ってくるやつ。笑笑
そういう映画ってよく「あ、もうすぐだめかもしれない。」っていう場面で愛を伝え合うシーンがあるじゃないですか。あれも結婚式だと思っているんですよね、私は。でも彼らはその後の人生がないと思ってる。そういうパターンってどうなんだろう、とか。
地球が終わるぞってなったとき、結婚式に溢れるんじゃないか?その結婚式に意味はないのか?とか。
色々無理やり疑って疑ってぐるぐる回って悩んで寝落ちて夢でゾンビと戦って起き、また考え出す。
事前課題にはなんとかガシガシと整えた結論を書きましたが、正直ぐちゃぐちゃになった頭で有賀さんの特別講座②に臨みました。
…いやーーすっきり。やっぱりその後の人生を豊かにするからでした。
ゾンビが襲ってきていようが、噛まれてゾンビになるまでのたった数秒を豊かに生きるため、生きさせるため。あるいはその先の概念的な人生を豊かに生きるために想いを伝え合っている。この世?あの世?来世?人間の考える”その後の人生”って実際に生きるよりもはるか先までどこまでも広がっているからこそ、広げる生き物だからこそ、この解釈が一番しっくり来ました。どこまで生きようと大丈夫と思える”何か”が結婚式で心のなかに生まれるのだなと。
そんなこんなで、壮大ですごい結婚式の価値像が頭に構築されたり、有賀さんのお言葉に込められたお力、熱量、感動…というより心を動かしにくる進行と演出と言葉選びと。
「結婚式ってすごいんだ!!」とただただ世界観に引き込まれていました。
その時、有賀さんは仰りました。
「それをみんながやるんだよ!」
ハッとしました。
そうだ、自分たちがこれをやるんだ。
ただすごいすごいと言っているだけで夢見心地ではいけない。
結婚式という”スゴイモノ”の価値を理解したからといって、エスカレーター式に”スゴイヒト”になれる訳では当然ない。
自分たちが自分たちでやる意識を持って着実に歩んでいかなければならない。
温かい気持ちになる時って思考の意識がぼやけることが多いですか、きちんと意識を取り戻させてくださった有賀さん。
本当にお上手です。
と、有賀さんへの愛を語り出してしまうと止まらないクセがあるのでこの辺で。笑
おかに(岡庭百合香)でした。
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