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海よりも深いところ
特別講座DAY2を受けた私の素直な感想をここに書き留めておこうと思います。
私が1番印象に残った言葉があります。それは有賀明美さんが特別講座の終わりにおっしゃっていた「私だけにしか創れなかった時間」。この時間を創り出すためには心の温度に気づき丁寧に引き出してあげなければならない。なんて素晴らしいんだろうと思うと同時に、不安が襲ってくる。私は将来、心の温度に気づきそれを引き出すことができるのか。
しかし、ふと思い出した出来事があった。それは6月最後の週に行った既存の試食会の出来事である。既存の試食会はゲストに振る舞うお料理コースの値段を最終決定するという目的があり、コース料理をひと通り召し上がって頂くというものである。サービススタッフに重きを置かれるのはそのコース料理の説明である。しかし私は、料理のコース説明はもちろんしっかりと行ったが、それに加えて何故かお二人のことをもっと知りたい、この時間を楽しんで欲しいと思い、お二人の生い立ちやプライベートまで深く聞いてしまった。その時は、少し聞き過ぎてしまって料理を純粋に楽しめなかったのではないかと反省しました。しかし、試食会終了後にお二人にお渡しする今日の感想やサービス内容、不安な点などを記入するアンケート用紙にはこんな事が書かれていました。
「料理の説明だけでなく私たち2人について知ろうとしてくれたことが嬉しかった。とっても楽しい試食会でした。」
今その時の会話を思い返すと、お二人が行って1番よかった旅館や料理屋、私がオススメするお寿司屋などを紹介し合い、お二人には心からこの試食会という時間を楽しんで頂けているように感じた。
これこそが「私だけにしか創れなかった時間」だったのだと。
なんだ、私が思ってるより私は相手の心の温度を引き出そうとしていたんだなと。今日は少し不安になっている自分を褒めてあげようかな。
この出来事を思い返してアウトプットしている今、心が温かくなっているのを感じています。
最後に、このタイトルの海よりも深いところは心の温度は海よりも深いという意味を込めてこのタイトルにしました。実はこれ、ある歌の歌詞の一部で、2006年に放送されていたドラマ ラブレターの主題歌 My Little Lover の 音のない世界という歌の歌詞の一部から取らせて頂きました。ご存知の方はいらっしゃるでしょうか。私は小さいながらに母親と見たドラマですが、今でも微かではありますが覚えていて、歌は今でも聴いています。
ぜひ、今回の講義の内容にピッタリと当てはまる歌であると思いますので聴いてみて下さい。
コラム読んで頂きありがとうございました！
