“だから私は想像する
線を引かずに、
呼び名を決めずに
XでもYでもない
私の思考が伸びゆる次元で”
特別講義①が結びました。社会を、業界を、考えるを考えた今回の講座を、2つのポイントに絞って、振り返りをしたいと思います!
①社会課題を、業界の課題を考える
男女差別、情報リテラシー、少子化、夫婦別姓、フェイクニュース、地域衰退、LGBTQ、なし婚、勤続年数の短さ、都会と地方の格差…
セッション後の発表で飛び交う課題の多さに、少し驚いていました。名前は知っているものの、そこから深く考えることがなかったなとはっとしていました。
セッションを通して、改めて感じたのは「当たり前の怖さ」です。線を引いて、名前をつけて、決めつけてしまうことの怖さ、それがどの課題からも私が感じたことです。大切なことは、課題として捉えるのではなくて、なぜこれが課題なのか、解決するためにはどうしたらいいのか、そこまで思いを馳せることなのかもしれないと思いました。
私は事前課題の段階では、社会課題の背景を考えていました。なぜこれらの社会課題が引き起こされるのか?という問いに対して、私が出した答えは、「生きにくさを抱える人が存在していること」と「心の余裕がなくなってきていること」でした。
こう考える根本の体験は、東日本大震災でした。当時小学生の私は、コンビニやスーパーの商品を奪い合う人々、他県に行くと車に落書きをされたり、福島県産のものは売れなかったり…いわゆる心がないという現状を目の当たりしました。
しかし、その一方で、多くの人の優しさも感じてきました。多くの素晴らしいステージに立たせていただいたり、嬉しいメッセージをもらったことも沢山あります。そして、東日本大震災を乗り越えて開かれた結婚式があったから、今私はここにいます。
だからこそやっぱり私は、信じたいと思うのです。結婚式の力を、人の力を。結婚式には、社会課題を解決する力がありますと、断言します!
②ロジカルシンキング
考えること自体は好きなのですが、なかなかにまとまらない!それが私でした。
実践を踏まえて、自分の思考がクリアになると共に、人に想いや意見をより伝えやすくなる思考法を習得したのですが、実際問題難しい。枠組みからではなく、すぐ細かい結論に飛んでしまったり、なぜ?どうやって?という問いが途中のまま、勝手に答えを作り出してしまったり…日常的に思考を繰り返し、習得していくしかないよな、長い道のりだな、と思っていました。
講義の翌日、
「なんで〇〇なの〜?」とお母さんにずっと尋ねる男の子を見かけました。
なんで?どうして? 誰もが持っていたはずの心。
案外素直な心で考えることが、ロジカルシンキングにも、社会課題を解決することにも繋がるのかもなと微笑ましく思うばかりでした。思考法に囚われるのではなく、より自分の想いを深いものにして、届けるために、素直な心でロジカルに考えようと思いました。
最後に1つ。
この世界は素敵だ!
なぜなら、結婚式があるから。
なぜなら、素敵な人で溢れているから。
なぜなら、愛で溢れているから。
なぜなら、、、
たぶんこの結論は、どんなに考えても私はMECEにはできないです。世界には、溢れるばかりのいいとろころが存在しているから。課題を考え、解決しようとすると共に、いいところも大切にしていきたいと私は思います。
“たったひとつの
命同士になるまで、
私は”
社会を、業界を、考えるを考え、自分の次元が広がった特別講座①のコラムは、「次元」のラストフレーズで結びとさせていただきます!