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2023.11.24

Something That Looks Like

今回は、柴田奈々子さまによるオリジナルウェディング、LGBTQウェディングについて講義であった。

「オリジナルウェディング」

名前は聞いたことがあったが、実際どのようなものなのか無知であった。そのため、会場探し、クリエイター選び、装飾・デザイン、お料理、進行・コンテンツ、ギフトと多岐にわたり型にはまらない形を創っていることを知った。そこで、セールス→プロデュース→オペレーションと準備期間が平均1年半と長いことに驚いた。

そして、真っ白なところから何を伝えたいのか、お二人の人柄はどんなものなのかなどから1つの結婚式を創っている。そのなかで、キーワードや大切にしていることなどのコンセプトを大事にしている。

「オリジン」まで遡っているのがオリジナルで、結婚式のその先の延長戦に何を描くのかを創っている。とても胸に響いた。本来創りたいものはこのような形の結婚式。何の制限もなくお二人が望んでいるものを形にすることが私の将来つくりたい形である。そのためには、まずプランナーとしての経験を積んで、どのような制限があるのか、迷っているお客さまは何がネックになっているのかなどを身近で学んで、その後のキャリアに活かしていきたいと考える。

コンセプトを考えていく中で大切なことが6つある。1つ目は、繋がりや納得感という「一貫性」。2つ目は、ふたりらしさという「独自性」。3つ目は、人生への愛着の「ストーリー性」。4つ目は、1を100にできるかという「創造性」。5つ目は、大切な人を思い描けているかという「想いの増幅」。6つ目は、介入価値の「愛情」である。そして、これらを引き出すためにはヒアリングが重要である。私がここで思ったことは、この6つはオリジナルウェディングだけで大事ではないということである。オリジナルではない場合、何らかの制限があり100%らしさが出せるわけではないと思うが、おふたりに向き合うためには忘れてはならない6項目であると考える。

LGBTQの人を含め、すべての人が結婚式を挙げられる平等なものになるために、今ある固定概念について考え、向き合いたいと思う。

加えて、私はステレオタイプな人間にならないようにする。

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