有賀さんの特別講座を終えて、1番思ったこと。それは、
「なんだろう、このほわほわ温かい気持ちは…」です。
本当に3時間あっという間で、もっと有賀さんのお話が聞きたい!っという気持ちが強かった、そんな時間でした。
「ありがとう、ごめんね、愛してる」
この言葉を最近言ったのはいつだろう。
講座中自分に問いました。先日、21歳の誕生日を迎えた私は「ありがとう」はたくさん言う機会がありました。たくさんの人に支えられて、今の私がいる、そんな風に感じた日でもありました。「ごめんね」も何かあれば伝えていた言葉。
一方で、「愛してる」は。メッセージでは簡単に送ることが出来るけど、言葉に出したのはいつだろう。そんなことを考えている時にふっと思い出したこと、それは、
“身近な人ほど伝えられていない”
家族に「ありがとう、ごめんね、愛してる」と言葉に出したのはいつだろう。現在、地元である長野県から離れてひとり暮らしをしている私。ひとり暮らしをして気づいた、家族がいてくれることのありがたさ。これを、言葉にしたことがないことを思い出しました。
「結婚式は何も知らなくても出来てしまう」
有賀さんの言葉で1番衝撃を受けた言葉。
新郎新婦の要望だけを聞いて、その通りに作ってしまえば、1つの結婚式が出来てしまう。この言葉を聞いた時、とてものだと感じました。
講座前、人が結婚式を挙げる理由は、
「今までお世話になってきた人達に感謝を伝えるため」
だと考えていました。
しかし、結婚式は唯一自分自身と向き合うことが出来る最後の時なんだと感じました。もちろん、結婚式は「ありがとう」をたくさん伝える時でもあります。その中で、相手と少しでもささくれがあると伝えるのを拒んでしまう。その”ささくれ”を見つけてあげることが出来るのがプランナーであること。
私自身、もう何年も会話という会話をしていない人がいます。それは”弟”です。幼い時は、仲良く外で遊んだり、ゲームをしたりしていました。でも、小学校高学年になってから、毎日ささいなことで喧嘩するようになって、いつしか会話をしなくなっていました。弟が専門学校に合格したことは知っていても、お祝いの言葉はかけていない状態…。
私のように目には見えない心の奥に眠っている、本当の気持ちがある。
人それぞれに心の温度が上がるものと下がるものがある。それを徹底した「観察」と「ヒアリング」で見つけてあげる。そして、心の温度が上がるものだけで結婚式を作るのではなく、温度が下がるものとも向き合ってもらう。それが、結婚式では人生で唯一できることなんだと感じました。
今回の題名にした「High five」。
これを日本語に訳すと”ハイタッチ”。
結婚式は、喜びと悲しみをハイタッチさせるきっかけになるものだと私は考えました。
私が好きなアーティストの「Bye-Good-Bye」という歌詞に、
「喜びと抱き合いたい、悲しみともHigh five、ひとりじゃない」
という部分があります。
ハイタッチは、手と手が向き合って重なること。
この手は、感謝だけではなくて、今までの後悔など「ごめんね」でもいい。
今まで離ればなれだったこの2つの気持ちを向き合わせて重ねてあげる。
その時、1人ではなく新郎新婦そしてプランナーの3人で向き合う。ひとりじゃない。3人4脚で。
これこそが、プランナーがいる価値だと感じました。
有賀さんに教えていただいたアンテナを常に立てて過ごしていこう。
もっと人生が豊かになるために。”High five”