これらの課題を解決することは、SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」の達成につながると考える。
今回のディスカッションの中でもこの目標について取り上げる時間があった。
「憧れを持ってブライダル業界に入ったが、現実とのギャップに耐え切れなかったのではないか。」「自分の子どもには、楽しんで仕事をしていることが伝わることが目標。」といった声があがった。
自分もブライダルに憧れを持つ一人として、一人でも多くのブライダル業界人がやりがいを感じながら長く働けるように、この課題を解決できる方法考えた。
その解決策は、「学生向けにホスピタリティ講座を行い、業界への求心力を高める」である。
私自身、ブライダルはホスピタリティの最高峰であると考えており、自分のホスピタリティを磨きたいと思い、この業界を志望している。
ブライダルに関わらずとも、人を思いやるという意味でホスピタリティは日々の生活でも生かすことが出来る。また、接客作法を学ぶことは、一人の人間としてのマナーを身に着けることが出来るとも考える。
この業界における特性を生かし、学校に特別講師として訪れ、学生という外部者にホスピタリティについて教える。講義を受けた学生のレベルアップに繋がれば、改めて業界のすばらしさを実感し、よりブライダルが好きになることを期待する。また、この講義をきっかけにブライダル業界を目指す学生が出てくると、業界の将来性も高まる。
ブライダル業界の洗練されたホスピタリティを外部に発信することは、とても価値のある社会貢献になると私は考える。