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2023.11.03

新しい結婚式のカタチ。

今回はマモさんによる
ロジカルシンキング講座とSDGs講座。
私自身とても学びの多い、有意義な時間となった。


まずはロジカルシンキング講座。

私は論理的に物事を考えることが苦手で、就活を進めていく上でもその部分が力不足だと指摘されたことがあった。だから今回、この講座で沢山の学びを吸収し、自分の中で苦手な部分を少しでも克服したいと思っていた。

“ロジカルシンキング”
やはり言葉を聞いただけでは難しいという印象。
これまでこの分野に触れる機会もあまり無かったので右も左も分からない状態だった。

講座の中でマモさんはロジカルシンキングの4つの考え方を提示してくれた。
図を用いての説明。
難しいと思っていた私にもしっかりと理解することが出来た。
ロジカルシンキングを活用出来るようになれば、
物事をより具体的に考えられるようになったり、説得力が増したりメリットも沢山あることを知れた。
これを1つのスタート地点とし、自分自身でも沢山学びながら、習得していきたいと思う。



次はSDGs講座。

“SDGs”という言葉は、日常の中でも頻繁に耳にするし、何度も授業で扱ってきた。授業内ではみんなで様々な課題の解決策を考えてきたが、実際そこから何も出来ていなかった。

社会問題を具体的にどうやって解決すればいいの?私にできることなんてあるのかな?

そんな風に行動することから逃げていた。

しかし私はあるカップルに出会い、
少しずつでも解決していく必要があると感じた。


【同性婚ってダメなことなの?】

ある日、女性同士のカップルがブライダルフェアに参加するために来館された。
私がサロンでお2人をお迎えしたが、とても仲が良く、すごく微笑ましかった。

お席にご案内したあとに打ち合わせ前の事前アンケートを記入してもらった。
そのアンケートの中で、”同性カップルを受け入れてもらえるか不安”という文字があった。

人生で1番のビッグイベントとも言える結婚式。
そのスタートとして参加するブライダルフェア。
すごくワクワクするものだと思うのに、
“不安”と感じさせてしまうこの世界って嫌だな。
他にもこんな風に悩んでる人達がいるのではない
か。

そこで「結婚式は男女で行うもの」という概念を
変える必要があると感じた。


【大きな課題】

まず根本的な課題として、社会全体として多様化する性への認知度がまだまだ低いことだ。
自分は当てはまらないからと他人事のように流して居る人が多いのではないか。
私自身もそうだった。
けれどこの問題は私達自身が多様化する性について知ること、知った上で理解を深めることが解決に繋がると考えた。


しかし結婚式は新郎=男性 新婦=女性 という一般的な考えが浸透している。
結婚式、披露宴を通して男性の役割と女性の役割もハッキリしている。
昔からあるものだし、しょうがないと言ってしまえばそうなのかもしれないが、こういった部分もLGBTQの人達には生きずらい世界なのではないか。”新郎新婦”という言葉も今の時代には好ましくないのではないか。

「結婚式は男女で行うもの」ではなく
「結婚式は2人で行うもの」
この考えが今の私達には必要なのではないか。


1組1組それぞれのカタチがある。
100組いたら100通りの結婚式がある。

それが結婚式の最大の魅力だと私は思う。

私たちはそんな結婚式の魅力を見失いかけているのではないか。

新しい結婚式のカタチがもっと増えてもいいのではないか。



【この課題を解決するためにブライダル業界が出来ること】

まずは当事者の視点を知るために、知識の習得をし、LGBTQへの理解を深める。
そして学んだ視点をどのように活かしていけるのかを考え、LGBTQの方向けのプランのご提案やそれを強みに出来るような会社づくりをしていく。
それをより多くの人に発信していく。

ブライダル業界だからこそ出来る解決策。
多様化する性への理解を、まずはブライダル業界が率先して社会に伝えていけるように。

結婚の自由を全ての人に届けられるように。

“生きづらい”と感じる社会を変えられるように。

そんな未来をブライダル業界が先陣を切ってつくっていくべきだ。

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